説明
厳粛で重々しい雰囲気をただよわせるムード・ミュージックに
まとめられた、1950年代発売のアルバムです。
当時アメリカでの一般大衆の文化が
そのまま感じられるほどの、リアルな文化遺産といっても
いいでしょうか。
それも、当時のアメリカ国内の人達が聴いていた
レコードの音をそのままに、お楽しみいただくことが出来るので、
その感覚も直に触れていただけることと思います。
さて、このアルバムの特筆すべきことは、
歌手のドリス・デイが主演した1956年製作の
アメリカ映画『影なき恐怖』(原題『Julie』、
本邦公開:昭和32年5月)からの
サウンド・トラックが1曲入っていることです。
それも、ピアニストのレナード・ペナリオ本人が
演奏している部分の挿入曲『真夜中の断崖』で、
この映画はサントラも作られていないため、
びっくりトラックかも知れませんね(笑)
何故ここにレナード・ペナリオの録音が入って
いるのかは、ライナーに書いてあります・・・
他、楽団のコーラスに加え、2人の歌手と1つの
ヴォーカル・グループが、
クレジットなし(ライナーには記載)で
ゲスト参加しているのが12曲中4曲ありますけれども、
どれもムードがあって素晴らしい作品です。
曲目:
ドリーム・ラプソディー / 星を見つめて
テーク・マイ・ラヴ / 真夜中の断崖、他全12曲
(曲間含む合計:31分58秒)
☆
(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)