『エコー、エコー、エコー』(EH-638)

¥1,400

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説明

アコーディオン奏者、そしてアメリカのエンターテイナーとして
多方面で活躍した人物による1950年代発表
(自主制作盤の類以外で、レコード会社から発売されたものとしては、
おそらく唯一)のアルバムです。

ローレンス・ウエルク等もアコーディオン奏者ですけれど、
一般的にアコーディオンは、ポルカやワルツ等の社交ダンス音楽で
聴かれることが多いものの、このアーティストは電子機器を駆使し、
当時としては斬新なムードをかもしだす演奏をしていました。

レス・ポールがギターで重複録音(磁気テープに繰り返し、
重ね録りして行く方法)したものが有名になり、ここで
お聴きになるようなのも含め、他のアーティストもやっています。

しかし、このアーティストはそれに加え、独自に工夫して用いた
電子楽器のプロ用機材を使って、エコー(残響音)のミックスも
使っていますので、今でこそ珍しくないとはいえ、
先駆者の実験的な価値は、とても評価できると私は思っています。
リズミカルな演奏で面白く、私は聴き始めた当時、結構はまりました(笑)

このアーティストが作曲したオリジナルが、3曲含まれています。
ビング・クロスビーとイングリッド・バーグマン主演の1945年の
アメリカ映画『聖メリーの鐘』(本邦公開:昭和23年7月)に
使用された「セント・メリーの鐘」の演奏が特に印象的です。

曲目:
クレイジー・リズム / キャラバン / ラヴァー
コーディ・ブギー / レディー・ビー・グッド
君にそっくりの / エコー、エコー、エコー
バルク・ア・ロール / シャルメーヌ
君去りしのち / スタンブリング / セント・メリーの鐘

(曲間含む合計:26分15秒)







(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)