『東洋見聞録』(EH-523)

¥1,600

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説明

西洋人が異国情緒として夢見た「遠い東の国」への
冒険を題材にした1950年代のアメリカ作品です。
インド、中国、そして日本も含めた、
おおざっぱな東洋の解釈ですけれども、
昭和30年代当時の日本を思わせるような、
ミステリアス・ムードに包まれた部分もあって、
音楽の冒険として非常に面白い作品です。

例えば、チンとチャンの抗争で発砲、
警官が登場して制止する場面の、
ロンドンにあるシナ街のドラマや、
旅行客が夜にインドの大虎に遭遇し・・・逃走するも
襲われて死亡するまでのドキュメント、
上り坂で苦戦するも下り坂になって加速し、
止められなくなった人力車は、そのまま
商人達のカゴに突っ込み、商品をバラバラに
飛び散らせたまま逃げて行く描写に、
シンガポールにあったアメリカ人に人気の
ナイト・クラブ名を曲名にした作品などがあります。
傑作アルバムとして、おすすめです(笑)

曲目:

横浜のはしけ / 印度の唄~乞食の行列
回教僧のガール・フレンド / 山は高く、谷は深く
マダム・スロー・ジン / 雨のラングーン
ライムハウス・ブルース / シェエラザート
ナガサキ / ナイト・オブ・タイガー
ランチプール行き列車 / 逃げ出す人力車

(曲間含む合計:35分37秒)







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