説明
アメリカのハープ奏者が、
1964年に発表したアルバムです。
彼がそれまで発表してきたアルバムとしては、
一番売れたレコードになります。
このアルバムの中には、
彼自身の作曲による美しくて悲しい、
とても印象に残る曲がありますが、
タイトル曲の「シャングリ・ラ」は、
このアルバムが発売される何年も前から、
ジャッキー・グリースンのテレビ番組のテーマ曲として使われていて、
アメリカ国民には相当に知られている曲だったそうです。
もうひとつ特筆すべき曲は、もの悲しいメロディーの演奏で、
このアルバムより前に録音された
幻の演奏があります・・・
それは『瞳に映るもの』(EH-651) に収録があります・・・
風変りな演奏や、美しい演奏も交えた、
彼自身の集大成ともいえるような、
彼の最もヒットしたアルバムを「当時のレコードの音」にて、
お楽しみいただきたいと思います。
残念ながら、この頃の大量生産工程のプレスは
あまり質が良くないのですけれど、修正された音質の復刻CD、
あるいはシンセサイザー等で録り直された後年の作品と、
お聴き比べていただくことがあれば、
多少の雑音はあっても、やはり芸術としての
「原点」に勝るものは無いと、私は感じています・・・
曲目:
魅惑されて / ストレンジ・ミュージック
ポインシアナ / 恋の魔術師
ネイチュア・ボーイ / シャングリ・ラ
そよ風と私 / サウンズ・オブ・サマー
オールド・デビル・ムーン
マジック・イズ・ザ・ムーンライト
ティアーズ / イッツ・マジック
(曲間含む合計:30分14秒)
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(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)