『レコード再生装置の冒険』(EH-750)

¥1,700

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説明

まだステレオ装置が実用化される前、
アーティストが演奏する音を忠実に録音し、
それをレコードでどれだけ忠実に再生できるかを
考え続けてきたアメリカの技術者達は、それに
挑戦するレコードを作りました。
1954年に発売されたそのレコードは、
完全なる「High Fidelity(高い忠実度)」として製作され、
あとは再生側の機器により
「再生音」が試されるというものでした。

その中から、周波数調整の録音以外で、
音楽作品として収められた『ハィ・フィの驚異』を
メインにしたタイトルです。
この作品は『9つの幻想曲から成る交響組曲』との
副題がつけられ、演奏時間が約15分20秒ほどあります。
各9つのパートには、レコード再生装置に関わる
題名が付けられ、興味深く、魅力的な演奏が展開されて行きます。
当時の話ですから、音質面はともかく、
音楽作品の面でとてもユニークな作品として、
御紹介したいと作らせていただきました。

このメイン作品の前座として、10曲を収録しました。
スペインの楽団による1960年代の演奏が4曲、
フランスの楽団による1960年代の演奏が4曲、
そしてアメリカの楽団とピアノ奏者による1950年代の
演奏が2曲あります。
ゆっくりとした、くつろぎの時間をお楽しみいただけるタイトルです。

収録曲目:

嘆きのセレナーデ / スケーターズ・ワルツ
練習曲作品10第3番ホ長調 / 子守歌
ポモーヌ / トロイメライ
セイレーン / 愛しの彼女
あなたの素振り / ムーンライト・ラヴ
ハィ・フィの驚異
 a)ハイ・ファイ城大門への到着
 b)ダイナミック王子の歓迎
 c)ルンバンバ王女のヴァリアブル・ピッチ
 d)トウィーター・ウーファーのバリ族のバラード
 e)ダイヤモンド針のセレナード
 f)ヴィニール・ビスケットのワルツ
 g)デストーション(歪音)の墓
 h)増幅器の冒涜
 i)全振動数の別れの泉

(曲間含む合計:約44分05秒)

※アーティスト名は非公開ですが、製品には記載しています。










(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)