説明
アフリカというと・・・暗黒の大陸とか、
ミステリアスなムードに包まれるイメージがあると思います。
そのアフリカの古代から伝わる迷信や畏怖、
伝説といったものに対し、
外国(ヨーロッパ、アラビア、アジア等)から入って来る
近代文化の影響に挟まれて、
現地住民の揺れる心を表現した感じの1950年代の
アルバム(12曲)をメインに、前座として4曲を加えました。
メインのアルバムでは、
「原始アフリカ」を男性の言語でない声で、
「現代アフリカ」を女性の言語でない声で、
「外の世界からの圧力」をクラリネットで、
「アフリカ原住民の言語、アフリカ・ジャングルの魂や鼓動」を
アフリカのドラムによって描かれ、展開されて行きます。
あるレコード会社の社長自らが全部を作曲、フルートで出演しており、
個性的な「奇盤」ともいえる作品です(笑)
他の2曲は、
ドラムを用いてアフリカを連想させる演奏で、
レス・バクスターが自身のアルバムに
起用したことで有名になったサックス奏者
プラス・ジョンソンが作曲したオリジナル(1曲)があり、
しかも2曲共に本人がサックスを演奏している
1950年代の超ウルトラ稀少音源。
そして残りの2曲は、
1957年製作のイギリス映画『豹の爪』
(本邦公開:昭和32年11月)からの曲です。
サウンド・トラックのレコードは存在しないので、
編曲で映画にかかわったノリー・パラマー楽団と、
特別出演をしたエディー・カルヴァートによる
スタジオ録音の当時のレコードの音で、
お楽しみいただけます。
収録曲目:
ラスト・コール / キャラヴァン
豹の爪 / ジャングル・ムーン
夜の雨 / 期待 / 呪文
会議 / 密会 / 誘惑
説得 /リターン / アフリカの声
マスター / 反乱 / 行き詰まり
※「ジャングル・ムーン」のみ、EH-170(廃盤ではありません)からの再録です。
(曲間含む合計:約38分33秒)
アーティスト:
プラス・ジョンソン(テナー・サックス)
ノリー・パラマー楽団
エディー・カルバート(トランペット)
その他のアーティスト名は非公開ですが、商品には記載しています。
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(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)