『ムービー・ヒッツ』(EH-711)

¥1,400

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説明

小さなレコード会社は、知名度の高い
有名アーティストを資金的な理由で
使うことが出来ませんので、
興味を持ってもらえるレコードをどうやって作るかが、
昔から経営的に重要なテーマになっています。
時代として、誰もが関心を寄せるような、
(何かのジャンルでの)有名なヒット作品を扱うのが、
最も有効な手段なのかも知れません。

このアルバムでは、発売された1960年代も
中頃当時のアメリカ国内でヒットしていた
映画に関する楽曲を集めています。
そしてレコードに書かれた演奏者名は、
誰も知らないような正体不明の楽団ですが・・・
アマチュア・レベルの演奏家を使って吹き込むのとは違い、
きちんとしたスタジオ・ミュージシャンを使っている、
質の高い演奏です。記述はありませんが、
ここでの演奏は、大手映画会社に属する
スタジオ・ミュージシャンであると思われます。

現在となっては、このような少部数しか作られなかった作品、
かつ正体不明でも質の高い演奏の録音は、
かえって貴重な存在になっていると考えます。
同時代のレギュラー盤で値段を比較すると、
大抵の大手が3.79ドルなのに比べ、
このアルバムのレコード会社は1.98ドルですから、
他の大手レコード会社の約半分の値段です。
つまり、話題の有名楽曲プラス値段で
勝負していた訳ですが、10曲しかないものの、
作品の内容は引けを取らずに面白いと思いますので、
そんな当時の背景を想像されながらも、
楽しく御鑑賞いただけたらと(当時の音で)
復刻させていただきました(笑)

収録曲目:
ピンクの豹 / 何かいい事ないか子猫ちゃん
サンダーボール / マン・アローン
ミスター・キッス・キッス・バン・バン
ゴールドフィンガー / いそしぎ / ヘルプ!
ムーン・リヴァー / 明日を忘れて

(曲間含む合計:24分14秒)
アーティスト名非公開、商品には記載しています。








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