『タンゴと映画音楽の夕べ』(EH-709)

¥1,500

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説明

フランスはパリにやって来て、有名シャンソン歌手と
オランピア劇場にて、アルゼンチン・タンゴを踊っていた
人物が初めてタンゴを紹介していたことから始まり、
第一次大戦の後には、どこの踊り場も、タンゴを踊って
楽しむ人達で溢れていたといいます。
そんな時代をパリで過ごした(当時の)御年配向けに
企画されたらしい、1950年代にフランスで
吹き込まれた珍しいアルバムです。

当時のパリ、モンマルトルの地にて盛んに演奏されていた
シャンソンのメロディーを集め、
そこに(レコード発売当時の)最新映画
イタリア映画『カビリアの夜』(本邦公開:昭和32年11月)、
アメリカ映画『悲しみよこんにちは』(本邦公開:昭和33年4月)、
イタリア映画『白夜』(本邦公開:昭和33年4月)、そして
フランス映画『ヘッド・ライト』(本邦公開:昭和31年10月)
の主題歌が4曲加えられており、
日本産のメロディーも、1曲入っています。

演奏しているのは、
「クロマチック・アコーディオン」という、ボタン式
アコーディオンの名手と、彼の率いるタンゴ楽団です。

古き時代のパリにて、
上流階級の社交ムードがただよってきそうな、
上品で美しいタンゴを御堪能いただきたく思いました。
聴き込む程に味のある、素晴らしい名品です。

収録曲目:

夜のバイオリン / カビリアの夜
巴里の屋根の下 / 小雨降る径
人の気も知らないで / 路傍の人々
白樺の小径 / 悲しみよこんにちは
夜のタンゴ / 白夜
待ちましょう / ポエマ

(曲間含む合計:36分38秒)










(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)