説明
ミステリアスなアフリカを題材にした音楽は、当方の
復刻だけでも『マガンガ!』(EH-700)をはじめ、
『アフリカ・ジャングルの冒険』(ST-278)、
『ジャングル・ファンタジー』(EH-270)他
いくつものアルバムがあります。
しかし、ここに御紹介するチャイノの『野性の叫び』だけは、
アメリカと日本ともに異様な音楽として評価され、
多くの人々に関心を持たれました。
それは「彼の神秘的な生い立ち」によるものでしたが、
彼の人気は世界中で根強く、日本でも何度か
復刻盤が作られていた程です。
後に、彼の生い立ちが作り話だったことが、
死後に公表されましたけれども、彼らの作った音楽作品は、
チャイノの生い立ちとは関係無く、
ミステリアスなムードを存分に味わさせてくれるもの
として評価出来るでしょう。
民族音楽に使われるような楽器でも、民族音楽とは
全く違った表現になっているポピュラー音楽風の作品です。
音楽の体験として「一回聴いてみる価値は十分にある」と、私は思います(笑)
おすすめです。
チャイノのアルバムの中では、最も評価されたこの作品に、
同じアフリカをテーマにした(アメリカ人のグループによる)
演奏を2曲加えました。
曲目:
ジャングルの叫び / マウ・マウ族の成年式
ヴードゥーの祈り / 祭りの踊り / リンボ
ジャングル・ドラムのバリエーション
クン・バ・ゼー / 槍の踊り
ジャングルの迷路、他2曲(全11曲)
演奏:チャイノとアフリカ打楽器隊、ザ・ワッシ・ウォリアーズ(2曲)
(曲間含む合計:34分02秒)
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(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)