『カーネギー・ホール・コンサート&アーサー・ランク・オーガニゼーション・フィルムからの音楽』(EH-695)

¥1,700

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説明

アメリカだけでなく、ヨーロッパでも、
楽団リーダー、作詞作曲・編曲家、または俳優として
活躍していた人物(当方復刻CDでは過去に御紹介済み)
による、とても珍しい録音をこのディスクで
御紹介したします。
まず出合う事もないであろう、彼のこの録音と
出合った方も、またある意味で、
この音楽作品を体験をされた非常に珍しい方
と申し上げることが出来ると思います(笑)

女流のピアニストをゲストに迎え、
彼がニューヨークのカーネギー・ホールにて
コンサートをした時の録音が収められています。
録音は1950年代で、まるで上流階級の人々と
同席しているようなムードの、格調高い演奏が味わえます。
中には、その昔アメリカで
最も裕福な女性の一人とされた、レベッカ・ハークネス作曲
のものがあり、ここでの演奏がアメリカで初めて
録音されたものだそうです。
他には、モートン・グールドの演奏をはじめ、
しばしば出て来るラテンの名曲なども、
このアーティスト風にアレンジされ、絶品の演奏が
お楽しみいただけます。

そして、タイトルにも付け加えてある「アーサー・ランク・
オーガニゼーション」というイギリスの映画会社製作の
映画の音楽から、2タイトル(計3曲)付け加えました。
ひとつは、このアーティスト自身が音楽を手掛けた
映画『The Magic World』(本邦未公開)のメインテーマと、
劇中に流れているらしい、もうひとつのテーマ曲です。
この映画会社で初めて作られたSFミュージカル映画
だそうですが、残念ながら何も資料が残っていません。
しかしながら、これは素晴らしい楽曲で、
演奏を聴くだけでも何か凄い映画だったのでは?と
想像させられるような作品。
映画製作もレコード部門も、一度は廃業して
複雑な事情になっているため、まともなデータも
残されなかったのではと推測しますが、
これを録音している(ランク・オーガニゼーションとは
関係のない)レコード会社自体も既に消失しています。

2つ目の映画の音楽は、オマケとして追加しましたため、
演奏者は前記のアーティストとは別です。
ランク・オーガニゼーション製作による
イギリス映画『Captain’s Table』からの(おそらくテーマ)曲で、
1959年製作、本邦未公開。
これはサントラが作られなかったため、カバー演奏です
けれども、映画を製作したランク・オーガニゼーションから
当時発売された貴重なレコードです。

収録曲目:

グラナダの洞窟 / 弦楽セレナーデ
ラプソディー・イン・ブルー / プチ・スケルツォ
南京豆売り / ピアノ協奏曲 / ノー・ワン
(情熱的な現代)/(ロマンチックなエンターテインメント)

(曲間含む合計:35分18秒)
※カッコ書きの曲名は意訳です。









(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)