『ヴィンテージ・サウンドで楽しむフィルム・ミュージック「シネラマ・ホリデー」特別編』(EH-693)

¥1,500

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説明

巨大3面スクリーンのシネラマ方式の映画
『これがシネラマだ!』に続く、
第2作目『シネラマ・ホリデー』の
サウンド・トラック(正式にはオリジナル・スコア)は、
既に復刻CD(EH-692)にて御紹介しておりますが、
本編はその追記として、
作曲者のモートン・グールドによる楽団演奏と、
実際にフィルムから収録している幻のレーベルからの
本物のサウンド・トラック、
そして映画公開当時にスイスで作られた
ポストカードからの録音を収録しました。

この映画の音楽監督ジャック・シェインドリン
(既に複数の復刻CDにて御紹介しています)は、
モートン・グールドに音楽(作曲)を依頼し、
数々の美しいシンフォニックなスコアが作られました。
しかしグールドは作曲だけの担当であったため、
サウンド・トラックの吹込みには別の奏者達がしています。
それが、当方復刻CD(EH-692)のものでした。

モートン・グールドは自身の楽団でも、
自ら作曲した楽曲を吹込み、
サウンド・トラック・レコードの発売と同じくして、
レコードを発表しています。
今回は、その彼が演奏した6曲の作品を
御鑑賞いただく訳ですが、
作者である彼の演奏が、本当の意味での
オリジナルに当たると言えるでしょう。
これらの素晴らしい演奏は感動的です。

続いて、劇中で取り上げられたスイスにて作られた
ポストカードからの録音が1曲あります。
これは現地にてヒットしていた山岳の歌で、
映画のサウンド・トラックとして使われました。

そして最終トラックは、
『レコードのムード』冊子編 Vol.1(CD付き)VMBC-7501
にて記載している幻のレーベルのLPレコードから
収録しています。詳しくは冊子に書いてありますが、
映画館のロビーにて販売されていた当時の現物です。
この方式(ライナーに書いてあります)の録音こそ、
本来の正真正銘、本物のサウンド・トラック盤
になりますが、この方法は権利関係の問題で
作られないことが多いようです。

それはともかく、ここで御聴きの音源が、
当時の映画館にて流れていた訳ですから、
その劇場ムードを存分に御堪能いただきたく思いました(笑)

 

収録曲目(内容):

シネラマ・ホリデー・マーチ
パリの思い出 / パリの散歩道
アウト・ウエスト / ルーヴル / スキーヤーズ
グリンデルヴァルトの歌
(サウンド・トラック本編)

(曲間含む合計:24分20秒)

モートン・グールド楽団による演奏と、サウンド・トラック集








(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)