『ヴィンテージ・サウンドで楽しむフィルム・ミュージック「甘い夜」&「世界残酷物語」編』 (EH-657)

¥1,500

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説明

オリジナル・サウンドトラック集

トラック01~09までは、
1962年製作のイタリア映画『甘い夜』からの
サウンド・トラックです。
日本では昭和38年4月から公開されました。

オーディオパークからの依頼により作らせていただき、
2013年3月30日に同社から発売された
音楽CD『レコードのムード』イタリア映画『甘い夜』編
(商品番号:APCDー7003)
に収録しなかった分、プラス1曲を今回選曲しておりますので、
この巻と合わせるとコンプリート(全部の曲が揃った状態)になります。

この映画は、総天然色・長編記録映画(上映時間81分)の
「夜シリーズ」として製作された作品で、
東京や香港のアジアからアメリカ、ヨーロッパ、
さらに南米各地に及んだショーなどを紹介しています。
現地音楽の他に、ムードを盛り上げるための音楽が、
マルチェロ・ジョンビーニによって付けられ、
それがこの映画のサウンド・トラックです。

日本で当時公開された時には、
中原美沙緒さんの歌う『夜の恋人』が主題歌として
巻頭に挿入され、
エンディングは『スパゲッティ・ツイスト』になっております。
しかしレコードでは『パルコ・ジレーヴォレ』が
最終曲になっており、当CDでは
“送り溝(最後の曲が終わって、レーベル中央の溝へ向って針が移動して行く部分)”
までかけたステレオ・カートリッジの録音を収録してみました。
上記オーディオパークのCDに入っている曲のため、
それとの音の違いを楽しんでいただくための、実験的な試みです(笑)。

レコードはモノラルなので同じなのですが、雰囲気は随分変わります。
また、オーディオパーク製CDでは、
音が非常に小さい前半の部分を加工し、大きくしていますが、
今回はそのままで収録しております。

続いて最終トラックは、
1961年製作のイタリア映画『世界残酷物語』からの
サウンド・トラックです。日本では昭和37年9月から公開。
題名の通り“牛の首を折るお祭り”など、
冷酷非情な場面で構成され、中には作り物もあったとされています。
ここに収録の音源は、イタリアで劇場公開する際に
映画製作会社が作った宣伝のソノシートです。

主題曲になった最初の曲に続き、劇中の音楽が2つ続きます。
ユーモラスなラテン系の音楽、そして
地獄の惨事を見るような、恐ろしいムードの背景音楽になり、
イタリア語の宣伝アナウンスをもって終演となります・・・

曲目:

(自動車のブルース) / (バトンガールの行進)
(オリンピック) / (日本の芸人)
モア / 他、全10トラックで計12曲
※カッコは意訳です。
(曲間含む合計:27分48秒)









(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)