『映画的な、やすらぎ』(EH-620)

¥1,500

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説明

過去にも日本で紹介されることがなく、現在でも、
まったく知られていない音楽家ですけれども、
欧米では著名だった、ある楽団指揮者による、
1950年代発表のアルバムです。
何故、日本では紹介されなかったのかと推測しますと、
おそらくレコード会社などの商業的な都合と思われます。

つまり、当時の日本ではレコードを販売するために、
レコード会社がアーティストを紹介し、
それが雑誌やラジオ等に取り上げられていた訳です。
彼の場合は複数のレコード会社から単発で
発売されていたようなので、長期の販売権等が得られない
問題があったのかも知れません。
あくまで私の推測に過ぎませんが、この録音を
お聴きいただければ、作品の質に問題があった訳ではないのを
お分かりいただけると思います。

このアルバムには楽団リーダー自身のペンによる
オリジナルが1曲目に登場します。手持ちの英和辞典で
みると「旅路の果て」「人生行路の終わり」・・・
という意味で、本人が書いた解説文を読んでも
よく意味が分りませんでしたが、「死んだ時のやすらぎ」を
映画的に表現しているようです。

「心のうるおい」や「やすらぎのひととき」を
リスナーにもたらす風景の音楽・・・という感じで、
12人の作曲家による作品を選び出したという、
本格的なヴィンテージ・ムードをお楽しみいただきたく
復刻させていただきました。
曲自体が、珍しいものばかり、でもあるレア作品です。

曲目:

ジャーニーズ・エンド / アワ・ラスト・タンゴ
ブルー・ミュージック・ボックス / ブルガリアン・ダンス
アイル・イン・ザ・サン / ストリンギン・アロング
パレード・オブ・ザ・テディ・ベアズ / メメント
クエレ・クラリネット / エンチャンテッド・タンゴ
バラライカ・ワルツ / クラッカーバレル・クランベイク

(曲間含む合計:30分25秒)







(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)