説明
アメリカで活躍する5つの楽団による
美しいムードを集めてみました。1960年代前半に
録音されたものからで、楽団それぞれの
個性的な演奏がお楽しみいただけます。
演奏の順番はランダムです。
一番多く(4トラック)を演奏する楽団リーダーは、
映画会社傘下の20世紀フォックス・レコードの
ディレクターを経てから、自身の楽団を立ち上げて
活動していました。後に映画音楽の分野にも進出し、
西部劇の映画『続・夕陽のガンマン』で
演奏したサントラ(作曲はモリコーネ)は
ミリオン・ヒットを記録しています。
2つ目の楽団リーダーは、グレン・ミラー楽団に
1938年から1942年まで在籍していたことも
ある人物で、作曲家でもあります。
3つ目の楽団リーダーは、バラードものを
得意とした人物ですが、ここでは映画をイメージ
させるような演出をしております。
4つ目の楽団リーダーの吹き込んだレコードは少なく、
経歴等も特に発表されていないニューヨーク生まれの人物です。
5つ目の楽団リーダーは、この中で一番の大御所。
ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、
ケイ・スター、ペギー・リーなど、
沢山の歌手の伴奏を無数に担当していた楽団リーダーで、
インストものは珍しいかも知れません。
レコード会社の買収トラブルに巻き込まれたためか、
晩年は録音よりも『刑事コロンボ』
『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』
『ロックフォードの事件メモ』などの
テレビ映画の音楽を手掛けていました。
曲目:
愛の讃歌 / スターダスト
イージー・トゥ・ラヴ / 月の誘惑
ニューヨークの秋 / 魅惑のワルツ
恋は売りもの / 君はすべて
ハイ・リリ、ハイ・ロー
愛の泉~慕情 / 黒い瞳
今宵の君は
(曲間含む合計:34分38秒)
☆
(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)