説明
吸い込まれそうな、深い闇のように感じる
低音のストリングスと、ヒステリックに
泣き叫ぶような高音のストリングスが、
巨大な波となって空間に渦巻くように
対立する真ん中に、遣る瀬ないような、
複雑なムードのテナー・サックスが
入り交じる感じの・・・ある意味で
不気味な深夜のムードです。
アルバム全部の作曲とアレンジ、
指揮をしている、この楽団リーダーによれば、
2つの対称的な要素が組み合わされ、
統合されるイメージ・・・例えば、自らの
心の中で、感情と理性が対立するような・・・
そういった2極の要素を表現したスタイルの演奏を
意味しているようです。
他にはない、独特な音場を表現している
ムード・ミュージックとも言えるでしょうか。
ハリウッドで録音、1960年代にアメリカで発表されました。
このアルバムは、彼の楽団にテナー・サックスの
ソロ奏者を加えて吹き込まれており、
2人の名義になっております。
なお、この銘作品の前座として、別のアーティストによる
演奏を2曲収録しましたので、
こちらと共に独特なムードをお楽しみいただけます。
収録曲目:
ディープ・ナイト / ホウェア・ドゥ・アイ・ゴー・フロム・ユー
ミッドナイト・ブルース / オンリー・ザ・ブルース
ワンス・アポン・ア・ブルース / ブルー・マティーニ
ファット・ウッド・アイ・ドゥ / ベリー・ミー・ブルー
イフ・ユー・ドント・ウォント・ミー
フー・イズ・ウエンディ
(曲間含む合計:37分38秒)
※アーティスト名非公開、商品には記載しています。
☆
(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)