説明
１９６１年、ニューヨークのナイト・クラブで
異変が起こり・・・ということで、演奏を始めた
バンドの（当時の新しいリズムの）軽快なツイストです。
ツイストについては、若者相手のアーティストによる演奏の
当方復刻ＣＤ『ヤング・ラウンジ』(ST-465) ほか、
既にいくつか御紹介しております。
スーパー・マーケットの店員をしていた当時１９歳の
太っちょチャビー・チェッカーが、
歌いながらシャドー・ボクシングをするようなスタイルの
「ザ・ツイスト」から始まり、
ヨーロッパに渡って、フランスのジョニー・ハリディらによって
歌われ、腰をねじるダンスとして大流行しました。
そして再びアメリカ国内で大流行、日本も世界も
熱狂するほどの大ブームになっています。
このように、ティーンエイジャー（１０歳代）の
ためのダンスとして、アメリカでは主に
カフェの中の音楽として取り上げられていたのが、
なんと大人のナイト・クラブにも進出、
流行して来たという奇妙な異変が起ったと
（当時の人達は）言い出しました。
落ち着いたジャズ系の演奏から一転、エネルギッシュな
熱狂的ダンスへと代わってしまったからです。
ここに収録のバンドは、ニューヨークの
有名なナイト・クラブから「ツイスト演奏」の依頼を
受けて出演。ニューヨークの全世代の人々が
このダンスに魅力を持っていることに気づき、自身のアレンジ、
そして６曲のオリジナルを用意し、ナイト・クラブと同様に
レコードとしても楽しんでいただきたいと、
テネシー州メンフィスのローヤル・レコーディング・スタジオにて
録音、１９６１年に発表されました。
このバンド・リーダーは、ベーシストとして
初期のエルヴィス・プレスリーと活躍。
脳腫瘍のため、このアルバム発表から約４年後に
亡くなっておりますが、当時のレコードの音のままに、
異変が起ったニューヨークの有名ナイト・クラブのムードを
お楽しみいただきたいと思いました。
全曲インストです。たまには、こんな感じの音楽も、
刺激があっていいでしょうか（笑）
曲目：
ツイスト・ハー / ナイト・トレイン / コリーナ、コリーナ
ハックルバック / ローヤル・ツイスト
ヨギ / マイ・ガール・ジョセフィン / ツイステルウ
ジョニー・ビー・グッド
スリッピン・アンド・スライディン
ツイスト・ウイズ・ミー・ベイビー
スモーキー・パート２
（曲間含む合計：２６分１５秒）
☆
（再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。）
