説明
ハッピー・エンドの逆、
つまりバッド・エンディングとして、
（このアルバムを吹き込んだ）楽団リーダーが企画した、
悲しいムードで終わる１９５０年代の
ヴィンテージ・アルバムです。
例えば、彼氏を想像で「なぶり殺し」にしてしまう、
（当方復刻ＣＤで御紹介している）
『ショート・エピソード』（EH-315）など、
恋人の出会いと別れを演じたアルバムには、
他にもいくつかありますが、
こちらは内向的に悲しむような、控え目な印象を受けます。
原題が「盗まれた時間」なので、結果的には、
恋人に去られて「今までの時間と想いを返せ」
ということなのでしょうけれど、
それではちょっと「見返りを求めた愛」で、
いやらしく感じるため、
思い切って忘れてしまった方がいいという意味から、
日本語タイトルをつけさせていただきました（苦笑）
恋人との出会い、お互いを思う
楽しい日々と出来事。そして・・・恋人に
去られてしまった悲しみ・・・を
コーラスの代わりにフレンチ・ホルンを使って
表現しています。ちょっと風変わりな演奏の
ムード・ミュージックかも知れません。
本人作曲によるオリジナルを４曲堪能できます。
曲目：
ソフィスティケイテッド・レディ
イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・デイ
ルビー / スイート・レイラニ / ヴァレンシア
あなたといられたら / アイ・リヴ・アローン
ガンジスの月光 / スリル・イズ・ゴーン
ブルースズ・ブルース
恋人がいってしまったら
グッド・バイ
（曲間含む合計：３３分２５秒）
☆
（再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。）
