説明
インカ帝国最後の国王アタウワルパの直系の
子孫にあたるお姫様であり、
4オクターブもの声域を用いた独特なヴォーカルで
楽しませてくれるイマ・スマックの
「番外編」とでも言えるアルバムを御紹介します。
これらの収録作品は、
スタジオで録音されたものではなく、
全て「イマ・スマックのリサイタル」として
行われたもののライブ録音です。
スタジオ録音のレコードでは、テープの切り貼りや
重ね録りによって表現していた部分を、
生のリサイタルで、どのように表現しているのかも
聴き所です。
メインは、1961年にルーマニアの首都ブカレストにて
行われた公開コンサートの録音で、
全13曲(内インストが3曲)あります。
同年にルーマニアで発売された原盤レコードを
収録させていただきました。
モイセス・ビバンコのギター・ソロ、チョリータ・リベロ
という女優兼歌手のデュエット(2曲)も入り、
既に他のアルバムにある曲でも違ったバージョンにて、
当時のリサイタルの様子がお楽しみになれます。
その他には、ニューヨークにあるピエール・ホテルにて
行われた1955年のリサイタル(1曲)に、
ロサンゼルスにあるハリウッド・ボールにての
1950年のもの(2曲)。
そして、昭和38年に夫妻で来日し、
ミカド劇場にて歌った時のリサイタル録音(1曲)を
加えました。現在の赤坂2丁目にあったミカド劇場は、
当時レストラン・シアターとして営業していたそうで、
グラスまたは食器の音も聴こえて来ます・・・
時を超えたイマ・スマックのリサイタル・ムードを
ぜひ、お楽しみいただきたいと作らせていただきました(笑)
絶品です!
曲目:
陽の神の乙女 / 遥かなるアンデス
モンタナ・ママ / スライ・スリタ
アモーレ・インディオ / グーンバ・ブーンバ
チュンチョ / マランボ・ナンバー・ワン
アースクエイク! / 大草原と山頂と、他、全17曲(インスト3曲を含む)
出演:イマ・スマック、モイセス・ビバンコ、他
(曲間含む合計:60分15秒)
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(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)